永井花奈がトップ通過 吉田優利、政田夢乃らに序盤戦出場権/国内女子最終QT
吉田優利は職場を“ひとまず”確保 本命の米ツアーQTへ
◇国内女子◇QTファイナルステージ 最終日(29日)◇葛城GC宇刈コース(静岡)◇6454yd(パー72)
プロテストに合格した2019年以来の最終QTに臨んだ吉田優利は、初日から強風が吹くなかで「71」「72」「72」とスコアをまとめて最終日へ。通算1アンダー10位からで出たこの日も3バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算2アンダー7位で終えた。
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例年、翌シーズン1回目のリランキングまでフル参戦できる目安の35位前後をしっかりキープしたが、「(最終QTが)始まる前よりは調子が良くなったと思うけど、自分の調子とスコアメークは直結しているわけではない。悪い時でも良くしながらスコアメークしていくことが大事だと思う。今週はそこが足りなかった」と辛口の自己評価だった。
今季はルーキーとして米ツアーに参戦し、年間ポイントレース102位で来季シード(80位まで)を獲得できなかった。現時点で日本に主戦場を戻す考えはなく、23年「サロンパスカップ」優勝で得た3年シード(2033年までの任意の年に行使可能)は今回行使せず、QTを通じて出場権獲得を狙った。
来シーズンの職場をひとまず確保して、ひと安心もつかの間。米ツアーの最終予選会(12月5~9日/アラバマ州マグノリアグローブGC)に出場するため明日渡米する。
「昨年は雨が降った後でグリーンも軟らかかったけど、今年は違うかもしれない。調子も昨年より良くはないので、自分の調子を見極めながら自分のゴルフができればいいかな」。本命の職場確保に向けて、海を渡る。(静岡県袋井市/松島流星)
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