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けがのアクシデントも… 青木瀬令奈は反省を生かして「67」

◇国内女子◇ほけんの窓口レディース 初日(13日)◇福岡CC 和白コース(福岡県)◇6299yd(パー72)

青木瀬令奈が6バーディ、1ボギー「67」で回り、5アンダーの5位で滑り出した。移動日の月曜(9日)に荷下ろしした際に左の親指をけがし、開幕前日のプロアマ戦を欠場とアクシデントに見舞われていた。

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「きょうも出られるか気にしながら起きた。痛みはだいぶ引いたんですけど、無理せずにやろうと思ったことが気持ち的に良かった」

大会初日が雨予報とあって、「やってみようと思っていた」と思惑があった。前週の「ワールドレディス サロンパスカップ」で2位に入ったが、雨が降った3日目は「72」とスコアを伸ばせなかったことを悔やんでいた。

「雨の日はボールが滑りやすいので、上体でボールを捕まえにいった結果、ミスが多かった。その反省点を生かして、逆に“アッパー”に。ダフるのを恐れずに勇気を持っていったら結構良かった」

予選ラウンドのペアリングにも恵まれた。「きょう一緒にラウンドした2人(酒井美紀穴井詩)が雨の日に強い印象があったので、何をやっているのかを盗もうと。ちょっとしたことだけど(アドレスの時に)傘を外すタイミングだったり、フェースをタオルで拭くタイミングだったり」。ツアー2勝の29歳も貪欲な姿勢で悪天候の中もスコアを伸ばしていった。

週末の2日間は天気も回復する予報だが、「親指の状態も万全ではないので無理せず。最終日まで優勝争いができたらいい」。雨からの学びを生かして、結果につなげる。(福岡市東区/内山孝志朗)

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