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山口すず夏は痛恨ダボで届かず 梶谷翼も「まだまだ足りない」

◇国内女子◇最終プロテスト 最終日(4日)◇城陽CC (京都)◇6400yd(パー72)

20位タイまでの21人が合格した裏で実績のある選手たちが涙をのんだ。4度目の挑戦となった高木優奈は1打及ばず通算5オーバー22位。賞金ランキング56位につけるレギュラーツアーの残り2試合でシード権を確保できれば、正会員となる道は残されている。

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2018年に予選会を突破した米女子ツアーで経験を積み、国内ツアーのプロテストは初めてだった21歳の山口すず夏も7オーバー30位と届かず。

最終日は合格圏まで2打差からのスタート。2バーディを先行させたが、後半11番でティショットとアプローチのミスが重なってダブルボギー。さらに16番(パー3)から2連続ボギーをたたくなど、「4 日間通して、バックナインで 10 個スコアを落としてしまった。それが原因かなという感じです」と悔やんだ。

4月の「オーガスタナショナル女子アマ」を日本勢として初めて制覇した梶谷翼(兵庫・滝川第二高)も12オーバー51位に沈んだ。初日「78」で88位と出遅れ、「76」「74」「72」と徐々に上げていったが、4日間で一度もアンダーパーはマークできなかった。

「すごく残念」と結果を受け止め、「自分にはまだまだ足りないものがあるんだと思ったし、それが何かも理解できました。今後はその辺を取り組んで、次のプロテストまで頑張ります。その間に優勝できる実力をつけたい」。早くも再挑戦に気持ちを向けた。

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