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賞金女王へ“本気”の小祝さくら 申ジエを警戒

◇国内女子◇Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 最終日(21日)◇鹿児島高牧CC (鹿児島)◇6424yd(パー72)

8アンダー4位から出た小祝さくらが3バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算10アンダーで逆転優勝を飾った。今シーズン3勝目、ツアー通算4勝目となり、優勝賞金1800万円を稼いで獲得賞金ランキング1位(1億314万2208円)に浮上した。

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トップと3打差からスタートしたこの日、ギャラリーの歓声がコースに鳴り響くこともなく、プレーヤーにとっては戦況が分からない中での戦いだった。終盤に差し掛かり、パー4の15番ティに立つと昨日までとはうってかわって、ティが数十ヤード前に設置されていた。「ここは攻めなきゃと思って打ちました」

グリーン手前のバンカーまで232yd、ピンまで240ydほどだった。「風向きが完全にフォローでもないという感じもあってキャディさんは迷っていたけど、距離を聞いて1Wで行こうと思った」と1オン狙いの気持ちで攻め、残り20ydの2打目を1mに寄せてバーディ。トップを捉えた。続く16番で3mのバーディパットを沈めて単独首位へ頭一つ抜け出した。

2020年「ゴルフ5レディス」以外の3勝は逆転勝利。追う立場も、追われる立場も経験しているが、「追う立場も結構攻めたりしないといけないし、パットも決めきれなかったりするとダメ。好きじゃないですね。追われる立場も、どっちも嫌ですね」ととぼけたような(?)小祝節。「優勝争いしているだけでも十分なところはあります」と語った。

目標はずばり「賞金女王」。海外メジャーなど渡米する選手も多いが、小祝は国内ツアーを優先する意向を改めて示した。「まだ今年3試合目なので気は緩めないですけど、来週からは(19年に賞金ランク3位となった)申ジエさんも帰ってくるだろうし、頑張らないとなって思います」と表情を引き締めた。(鹿児島県姶良市/石井操)

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