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若手の想定スコアにあ然も仲宗根澄香が「65」で3位急浮上

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技3日目(3日)◇ザ・クラシックGC(福岡)◇6761yd(パー72)

28歳の仲宗根澄香は開幕前に優勝スコアを「20アンダー」と想定した若手たちに驚きを隠せずにいた。「練習ラウンドでは自分がどのくらいスコアを出せるか考えながらプレーするけど、私は正直、全然そう(伸ばし合いになるとは)感じなかったので」

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激しい傾斜のグリーンがあるコースにメジャー仕様のセッティング。自身の見立ては1アンダーだった。「みんなうまいなって思いましたね」と苦笑いを浮かべながら「ただ私が急に(20アンダーを)目指せるわけじゃない。逆に吹っ切れたというか、違いがあるんだなって」と受け入れた。

今季初めてトップ10入りした2週間前の前戦「デサントレディース東海クラシック」(8位)に続く2試合連続予選通過を果たし、決勝ラウンドに入った3日目に7バーディ、ボギーなしの「65」をマークした。オフに取り組んだトレーニングの成果を実感しつつ、自身の想定を大幅に上回る通算5アンダーまで伸ばし、40位から3位に急浮上した。

「きのうの夜にいろいろ考えたときに迷いすぎだと思った。パットも、ショットも一番最初に浮かんできたイメージでパッと打とうと。それがスコアにつながった」。前年の最終予選会(QT)を5位で突破し、初の賞金シードを目指す立場である。「予選は通りたいという思いがある。(カットのある2日目は)良いプレーを目指しつつ最低ラインというのもあるのできのうはセーフティだったけど、きょうは伸ばすだけ」と積極的にバーディを狙いにいった。

レギュラツアーでの実績は乏しいが、下部ステップアップツアーは通算4勝。2019年「SkyレディースABC杯」でツアーの最多アンダーパー記録となる通算18アンダーで制したことで、同大会を特別協賛するソフトウェア開発のSky株式会社と所属契約を締結した。今年3月から放送されている同社のテレビコマーシャルにも出演している。

「いろんな方に声かけていただいて、ありがたいです」。想定スコアにとらわれることなく、謙虚な姿勢を貫き、結果で反響に応える。(福岡県宮若市/林洋平)

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