ニュース

国内男子ダンロップ・スリクソン福島オープンの最新ゴルフニュースをお届け

ハートに火を付けた惜敗 2年半ぶりV宮本勝昌の心境の変化

2017/07/30 16:23


◇国内男子◇ダンロップ・スリクソン福島オープン 最終日(30日)◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県)◇6961yd(パー72)

2年半ぶりの勝利は「喜んでくれる人たちのために」もぎ取った。首位と1打差から出た宮本勝昌が9バーディを奪い、大会コース記録に並ぶ「63」で通算22アンダー。ホ・インヘ(韓国)を1打差で振り切り、通算11勝目を飾った。

<< 下に続く >>

最終局面での心境が一番落ち着いていた。後ろの組のホを、1打リードして迎えた18番(パー5)。1Wで会心の一打を見せた宮本は、フェアウェイから残り257ydの第2打で3Wを振り抜き、奥からの下り傾斜を使ってピンそば3mにつけた。

「決めたら体操の内村航平選手みたいに…」と、観衆をあおるパフォーマンスが頭をよぎったイーグルパットは外したものの、バーディフィニッシュに納得。中盤9番からの2連続バーディで単独トップに立ち、サンデーバックナインを優勢に進めたが「18番はこの緊張感の中では、ここ数年にはないくらい完ぺきなショットが続いた。交感神経なのか、アドレナリンが出たのか…集中力を高めた状態で打てた」と締めくくりに胸を張った。

通算10勝目を挙げた2014年「日本シリーズJTカップ」から2年半。「40歳を過ぎた選手はみな、もう優勝できないかもしれないと思う」という。ただ、懸命に試行錯誤を続けていたからこそ、巡り合わせがある。今年4月の「パナソニックオープン」で久保谷健一にプレーオフで競り負けた。1ホール目のティショットを左に曲げてOB。「結果的にハートに火が付いたかもしれない。このまま優勝できないのは悔しいと思った」と奮い立つ要因になった。

キャリアを振り返ると「僕は長いものに巻かれて成功してきた」と笑う。「ジャンボさん(尾崎将司)にかわいがってもらったり、石川遼がツアーに出てきたときに選手会長をやってテレビのお仕事をやらせてもらったり…。本当に運に恵まれている」。そう言うが、40代半ばに差し掛かっても猛練習の日々は変わらない。師匠の芹澤信雄が57歳になった今も、ひとり地元のコースで打ち込む姿、同門の藤田寛之が練習のやりすぎで疲労骨折する姿を見ていれば「僕としてはその2人に比べれば、練習は決して多くないと思っている」。ゴルフとの向き合い方は謙虚なままだ。

前回の優勝で得たシードが切れる年に、再び2年シードを獲得。「若いときには思わなかったけれど、優勝で、自分を支えてくださる方たちがすごく喜んでくれる。自分の活躍で恩返しができる。そういう心境の変化はある」。衰えていく体力と引き換えに、周囲への感謝の気持ちを得るベテランは、まだ強い。(福島県西郷村/桂川洋一)

おすすめ記事通知を受け取る

関連リンク

2017年 ダンロップ・スリクソン福島オープン

GDOゴルフ速報アプリ

松山英樹や石川遼の活躍をiPhoneへお届け【GDOゴルフ速報アプリ】
注目度が高まっている米PGAツアーや、国内男女ツアーなどの試合速報をいち早くあなたのiPhoneへお届けします。
● 各ツアーの速報をiPhoneへ配信!
● 見やすいフォントサイズに変更できます!



特集SPECIAL

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
HIGHLIGHT 重永亜斗夢
プロゴルファーの躍動感溢れる身体と、プレー中とは異なる表情を、光と影のシンプルな世界観で表現したフォトギャラリー「HIGHLIGHT」。

今週の特集記事  【ブルーダー】 ~もっと自分らしいゴルフ&ライフスタイルを~

 


【売り時を逃したくない方必見!】無料45秒の入力であなたの不動産の最高額が分かる!
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!