2期目の会長職続投が内定した倉本昌弘

日本プロゴルフ協会（PGA）は19日、ゴルフフェアが開催されている東京ビッグサイトで会見を行い、現職の倉本昌弘会長の2期目（任期は2年）の続投が内定したことを発表した。立候補者が倉本1名となったためで、来月7日（月）の定時社員総会の承認を以て正式決定となる。

倉本は「今はまだ道半ば。この先の2年でここまでやってきたことの花を咲かせる時期だと思っている。自分は6年、務めるつもりでロードマップを描いた。PGA一丸となって支援頂き、全力で務める所存です」と述べた。

倉本は2014年2月に同協会の会長に就任。現役プレーヤーとして二足のわらじを履きながら会長職を務め、同協会が主管する16年の国内シニアツアーは前年比4試合増の17試合、賞金総額は24年ぶりに8億円を超える実績を築いた。今年8月に開催されるリオデジャネイロ五輪でゴルフが112年ぶりに正式競技に復帰することを受け、昨年7月にはゴルフ五輪対策本部の強化委員長に就任した。