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74ホール目でスーパーショット!松山英樹が見せた底力

山梨県の富士桜カントリー倶楽部で行われた国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」最終日。松山英樹が苦しみながら今季3勝目(通算4勝目)を飾った。2位に4打差を付け単独首位でスタートしたが3バーディ、3ボギー、1ダブルボギー「73」。通算9アンダーにスコアを落とし、谷原秀人S.J.パク(韓国)との三つ巴のプレーオフに突入したが、2ホール目でただ一人バーディを奪って、決着をつけた。

初日から不安視していた調子の悪さが、スコアの停滞に直結した最終ラウンド。入れれば勝ちの正規の最終18番。松山は1メートル強のパーパットを外し、両手を膝に付いて悔しがった。

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しかし、勝負を決めるスーパーショットが飛び出したのもまた、同じホールだった。プレーオフ2ホール目。フェアウェイ左サイドのバンカーからの第2打。「(カップ)左の傾斜を利用して、1ピンくらいに付けられればいい」という狙いを定めていたが、直前にパクが放ったセカンドショットへの大歓声を聞いて、ギアをトップに入れた。

「S.Jのショットは1メートルくらいに付いたと思った。1ピンでは今の自分の調子では絶対に入らない」―。

残り195ヤードを6番アイアン。雲隠れした富士山に向かって放たれた弾道は、ピン奥1メートルにピタリとついた。1.5メートルのバーディチャンスを外したパクに対し、松山はカップ左縁からウィニングパットをねじ込んだ。「自信は…無かったですね。今週はずっと自信を持って打てていなかった」。肩で息をしながら、安堵感たっぷりの表情でガッツポーズ。

この日は、後続に2打差をつけていた16番(パー3)で、ティショットをグリーン手前の池に入れてダブルボギーを叩くなど、自ら混戦を招いた。74ホールに及んだ戦いは、ふがいない自分との死闘だった。

今季の獲得賞金額はこれで1億5,194万7448円。賞金王レースを独走するだけなく、海外メジャーを含むシーズン12試合目での1億5,000万円越えは、1996年の尾崎将司の15試合を大きく更新する最速記録。また、ルーキーイヤーでの年間最多勝数でも、81年倉本昌弘の通算4勝まであと「1」と迫った。

本調子でなくとも、最後までトーナメントの主役であり続けた4日間。「(5月の)日本プロでは同じような展開で負けて(2位に4打差から逆転負け)、今回はプレーオフまで持ちこたえられた。自分でも気持ちを切らさずにできたのは良かった」。米ツアーの来季シードを獲得した夏場の海外5連戦は、怪物を一層大きくした。約2か月ぶりの日本ツアー復帰戦で見せつけたのは、驚くべきスピードで進化する力そのものだった。(山梨県富士河口湖町/桂川洋一)

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