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【GDOEYE】初優勝を逃した山下和宏「もう一回、今度こそ」

茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催された国内メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」は5日(日)、J.B.パク(韓国)のプロ初優勝で幕を閉じた。4アンダーの単独首位から最終組でスタートした山下和宏は「77」と大きく失速。プロ13年目の37歳は、悲願のツアー初勝利を逃した。

出だしの1番からいきなり3パットボギー。スタートホールでいきなり首位の座を明け渡した山下は、前半アウトを「41」と大きくスコアを落とし、優勝争いから早々に脱落した。結局通算2オーバーの15位タイ。「力みがあったというか、自分のペースでなく、少し慌ててしまった」。最終日最終組でのラウンドはこの日が自身4回目。トップでこのチャンスをつかんだのは初めてだった。しかしあえなく惨敗。周囲の期待に応えられず、唇をかんだ。

けれどその敗れた姿は、あの時と全く違っていた。

前回、山下が最終日を最終組で回った2009年の「ANAオープン」。同大会は3日目を終えて、谷口徹が2位以下に5打差をつける独走態勢を築いていた。そして迎えた最終日、その2位タイにつけていた山下は、同組の中嶋常幸とともに谷口の背中を追った。しかし試合は結局、谷口がリードを保ったまま、危なげなく優勝。百戦錬磨の実力を存分に見せつけ、逃げ切った。

ラウンド直後、18番グリーンで優勝セレモニーが行われている裏で、山下は敗者の弁を口にした。すると突然、目に涙を浮かべ、泣いた。数分前に最終18番でパーをセーブし、自己最高位の2位タイフィニッシュを決め、笑顔でガッツポーズを見せていただけに意外だった。

けれどこの、涙のワケがもっと意外だった。山下は声を上ずらせ「中嶋さんは“戦っていた”。なんとかしてやろう、という感じだった」と言った。負けた悔しさでなく、わずかな可能性を信じて必死に食い下がる54歳(当時)の姿と、自分とを重ね、我に返った。「僕は甘かった。ただ笑っているだけじゃダメだ」。実績はもちろん遥かに違う。しかし実力以前に、ハートで同じ土俵に上がっていない、そんな自分が情けなくなった。

1年半が経ったこの日、山下は「あの時は『先に行く人はどうぞ』という感じで。何もできなかった」と振り返った。そして「今回は一生懸命だった。最後まであきらめずにプレーしたかった。最低限、トップ5には入らなくちゃいけないでしょう。本当に残念」と吐き捨てた。悔しさの味は、変わっていた。「また今度、もう一回チャンスを作ってやるしかない。メーク・チャンス、です」。敗れはしたが、今度はしっかりと戦った男の眼に、光るものは無かった。(編集部・桂川洋一)

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