青木功キャプテンを中心に日本代表チームは連覇を狙う

日本ゴルフツアー機構は1日（木）、来月1日（金）から3日（日）に韓国・釜山近郊のチョンサンカントリークラブで行われる韓国選抜と日本選抜の対抗戦「ミリオンヤードカップ」に出場する日本代表選手の会見を、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで行い、小田孔明と薗田峻輔を追加選出した。

既に昨季の賞金ランキング上位者である藤田寛之、石川遼、池田勇太、松村道央の4選手、そして今季開幕戦「東建ホームメイトカップ」から「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」までの4試合における賞金ランキング上位4選手（外国籍選手および有資格者を除く）である河井博大、高山忠洋、近藤共弘、片山晋呉が選出。小田と薗田は青木功キャプテンの推薦により選ばれた。

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青木は小田の選出について「意気込みを感じた」と説明。2週前の「とおとうみ浜松オープン」の際、小田に代表追加メンバーが決定したかどうか尋ねられたところ「まだだ」と答えると、「ようし！」と返ってきたことに「去年出場しているし、今年も行きたいという意思表示だと思った」。前週の「ダイヤモンドカップゴルフ」で今季初優勝をマークしたこともあり、万全の状態で2年連続の代表入りを果たした。

一方の薗田については「去年出場したことはもちろんある。そして今は調子が悪くても、これから日本のゴルフ界を担っていく1人だと考えているので、経験させたいと思った」とコメント。昨年大会では最終日に勝負を決めるスーパーショットを披露しただけに、期待は大きい。

2連覇という大きな目標を掲げる日本チーム。会見で石川遼は「去年は（キム）キョンテに叩きのめされて帰ってきた。日韓戦には思い残した部分がある。昨年以上の気持ちで臨みたい」とキッパリ。池田勇太は「JGTOの今年のスローガンは『いま、日本のために』。勝つことで日本に希望を与えられると思う。我々は一丸となって戦わないといけない」と力を込めた。