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【GDO EYE】池田勇太「全米OP」は実力で掴む!

国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」の3日目、6アンダー23位タイからスタートした池田勇太が、5ストローク伸ばして通算11アンダーの7位タイに浮上してきた。4番でイーグルを奪うなど、バーディも5つ奪った池田だが、ボギーを2つ叩いたこともあり「普通かな、良くも悪くもない」と浮かない表情でホールアウトした。

4番のイーグルについても「あれは、たまたま真っ直ぐに行っただけだよ。自分が良いスイングをしても真っ直ぐ行かないときもあるし、結果次第だよ」と、池田の得意とするショットが不安定なことでスコアよりも満足感は低い。

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しかしビッグスコアも出る大会だけに、首位と5打差だが諦めたわけではない。「俺はそこそこやっておくよ。力むほどもないな」と、虎視眈々と逆転優勝のチャンスを伺う。池田には、今週を含め、次週の「ダイヤモンドカップゴルフ」そして、翌々週の「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」までの3試合で結果を残す目標がある。それは「全米オープン」への出場資格がかかっているからだ。

今週の試合が終わった時点で世界ランキング50位以内に入れば確定。その後も、ツアー選手権終了から一週間後の6月13日時点で同条件をクリアした場合も出場資格をつかめる。もう一つ、国内ツアーのランキング上位選手は、次週月曜日に茨城GCで開催される「全米オープン予選会(36ホールストロークプレー)」で上位に入るという選択肢もある。しかし、池田はこの予選会にはエントリーせず、通常のトーナメントでの成績で世界ランキング50位以内に入ることを狙っている。

「来週(千葉CC梅郷コース)も、選手権(宍戸ヒルズCC)も嫌いなコースじゃないし、あと3試合で1勝はしたいね。実力で行こうと思っているから」と語った。もちろん予選会を勝ちあがることも実力が無ければ果たすことができないのだが、あくまでも世界ランキング(現在61位)に拘る。そして、池田の言う、あと3試合には、当然今週の試合も含まれている。最終日は最終組の2つ前、石川遼よりも1つ前の組でスタートするが、序盤からスコアを伸ばし、逆転優勝のチャンスがあれば勝負をかけてくる。(編集部:本橋英治)

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2011年 とおとうみ浜松オープン



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