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【GDO EYE】去年の悔しさは忘れない!池田勇太が今年は「勝ちに来た」

国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の初日に8アンダーをマークして単独首位に立ったのは、昨年の大会で単独2位なった池田勇太だった。昨年、最終日を最終組でラウンドした池田は、首位の武藤俊憲に真っ向勝負で立ち向かった。終盤に入っても崩れるどころかスコアを伸ばし、最終18番まで1打差の攻防が続いた。しかし、18番で池田が勝負に出た2打目は、わずかにグリーンに届かず池に捕まり万事休す。

「あの悔しさは忘れられないよ」。今大会初日のラウンド後に記者会見に現れた池田は「自分の原点とまでは言わないけど、去年の借りを返しに来たと思っているし、(優勝を)狙っている部分もある。気合いは入っている」と話す。

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「(去年は)悔しかったのもあるし、あれがチャンスにもなったというのもある。悔しいっていっちゃ悔しいけど、引きずっても仕方ない。去年の経験は確かに自信にはなったと思う。あれがあったから、シード権も取れたし初優勝もあったから…」。

ジュニア時代から頭ひとつ抜きん出た成績を残し、高校卒業後はプロの道に進まず東北福祉大へ進学した池田。大学時代も数々のタイトルを手にし、卒業直後の昨年、プロ1年目のこの大会で2位に入りシード権獲得へのチャンスを広げた。昨年この大会で雪辱を誓った池田は、それをバネに成長し、その証をこの大会で証明したい。この試合で勝ちたいという気持ちは誰よりも強いのかもしれない。残る3日間、池田は自らのプレッシャーとも戦うことになるが、どこまでその強さを発揮できるか注目したい。

池田の言動や態度は、一見ふてぶてしさを感じるところもあるが、「自分こそが一番!」という強い意志を感じる。それはスポーツ選手ならば持つべき気持ちの強さで、池田が憧れる尾崎将司を始め、青木功中嶋常幸も強い気持ちを前面に出した言動を貫いてきた。今後、石川遼と対比されることが多くなるとは思うが、池田は池田流を貫き通し、日本のトッププロとして一時代を築き上げる存在になるかもしれない。(編集部:本橋英治)

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2009年 コカ・コーラ東海クラシック



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