池田勇太が2年ぶり4度目の優勝を目指す

◇国内男子◇RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 初日（29日）◇芥屋ゴルフ倶楽部（福岡県）◇7103yd（パー72）

それぞれ気分の上がる「勝ちウタ」をバックに登場する大会恒例の「選手紹介セレモニー」。大会3勝の池田勇太がティエリアに現れると「タララ～タタタタタタ～タララ～」と聞き覚えのあるメロディが流れた。朝日放送テレビ系の人気時代劇「必殺仕事人 暗殺者殺しのテーマ」だ。

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「2年間、『西部警察』を流して飽きたのもあるし。とりあえず同じテレ朝系の番組で次はあの辺かな」と理由を説明。「（好きなドラマは）一番は『あぶない刑事』だけど、じいさん、ばあさんと暮らしてたってのもあると思うんですけど、“刑事もの”とか時代劇とかよく見ていたので選択肢はたくさんある」。

この「勝ちウタ」が奏功したのかは分からないが、この日は9バーディ、1ボギーの「64」をマーク。8アンダーとして暫定単独首位で初日を終えた。10番から出て3つ伸ばして折り返すと、最終9番（パー5）では2オンに成功。6番（パー3）から4連続バーディで締めくくった。

池田勇太が8アンダーで暫定首位

「ショットはまあまあだし、パットも相変わらずいいので、このグリーンがよく合ってると思うし、それはいつもなんだけど。いい感じで全体的にこなせたんじゃないかな」。

この大会を“仕留めるか”との問いに、「あしたもそうやって“仕事”をすればいい」と深くうなずきクラブハウスを後にした。（福岡県糸島市／柴田雄平）