大事なのは一球目

TikTokの反響は果たして?

「普段の自分がさらけ出されているようで嫌なんだけどね…」。恥じらいある顔で福嶋晃子は自身のTikTokについて語った。きっかけは、夫の会社のPRとしてSNSを始めた“ついで”に「やってみたら?」という提案からだった。2022年に始め、現在の登録者数は2万8000人を超える。人気の理由は、自身のゴルフの感覚を「福嶋節」で話すところにあるのではないか。右腕を使ってスイングする、スイングでは下半身は動かさない、など。いわゆる“一般的”ではない福嶋節が見事に散りばめられている。「感覚的なレッスンしかできない」と本人は話すが、それが視聴者にとって新鮮に映っているのかもしれない。最近ではゴルフの情報ひとつとっても、テレビや雑誌、SNSなど多くの情報の中から自分に合うものを選ばなければならない。自分に合うスイング論をどう見極めれば良いのかを尋ねると「自分に合うものはすぐに結果が出るものと私は定義している。何が良くて何が間違っているというのは、スイング論においてはないと思う」と言う。自分に合うものを探すのは大変だが、自分がなるほど!と感じたものは積極的に取り入れ、まずは練習でやってみること。そして、その一球目の感触がとても大事らしい。「一球目から違和感がひどかったり、どこかに痛みを感じたら、それは合っていないと私は判断してきた」。今後練習場で何かを試してみる際には、一球目を大事にしてみてはいかがだろうか?


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最後に、今後若手のプロを育てることについて聞いてみたが、答えは「NO」だった。「自分の感覚で全て決断してプロとしてやってきて、その経験をほかの選手に当てはめることはできないし、かといって選手それぞれに合わせたレッスンやトレーニングの提案が自分にはできない」。そして、こう続けた。「自分なりのやり方を見つけることもゴルフの魅力だと思うから、そこはどんどん追求していってもらいたい」。ジャンボ尾崎の元にたくさんのプロが教えを乞うように、いつか「福嶋チルドレン」と言われる若手ゴルファーが活躍する日を、ひっそり楽しみにしておこう。

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