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ウッドは『G』に一本化、主力商品の「値上げ宣言」をしたピン

ピンゴルフジャパンは1月上旬、都内イベント会場(新宿区)で「2015年モデル 新製品発表会」を開催。午前・午後の2回にわたり行われた発表会には、計120名ほどの関係者が来場。契約プロ4名(塚田好宣、堀尾研仁、中井学、鈴木愛)も登壇し、来場者とイベントで対決するなど、発表会を盛り上げた。

発表会では、好調に推移している『G30』ドライバーの追加モデル『G30 LSテック』や『グライド・ウェッジ』、『ケーデンス・TRパター』をお披露目。同社は現在、『i25』『G30』という2つのモデルを販売しているが、今春からウッドを『G』シリーズに一本化することを発表。新たに加わった「LSテック」は、独自のロースピンテクノロジーを採用。深低重心&高MOIという同社が一貫して提唱している機能性は踏襲し、最大で約500回転少ないスピン量を可能にしたという(同社調べ)。同モデルが加わったことで、高弾道で飛ばす『G30』、直進性で飛ばす『G30 SFテック』、低スピンで飛ばす『G30 LSテック』という「G3兄弟」の揃い踏みとなった。選択肢の幅が広がったことで、さらに人気に拍車をかけそう。発売は3月20日だ(ウェッジ、パターも同日発売)。

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また、同発表会では上記新製品のプレゼンテーションのほか、岡田健二ディレクター(セールス&マーケティング)より価格改定についての説明があった。

「2月19日よりカタログ主力商品を平均で15%ほど値上げいたします。その理由は、『G30』の企画がはじまった時と現在の為替の乖離があまりに大きく、我々の企業努力だけでは対処しきれないことがあります。当社は2011年9月に発売した『G20』シリーズ以降、グローバルプライシング(GP)を採用してきましたが、いまの為替だと日本で買うのが一番安くなる。国内のユーザーにとっては、単純に商品の価格が上がるという結果になり、非常に心苦しいのですが、GP開始後の価格設定は世界同一価格を目指す面でフェアだったし、今回の価格改定もGPに則ったフェアな設定だとご理解をいただきたい」

多くのクラブメーカーが価格競争と円安で利益を圧迫されるなか、同社の下した「値上げ宣言」は、大きな決断といえるだろう。これをきっかけに今後、価格改定に踏み切るクラブメーカーが増えるかもしれない。

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