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GfKによるゴルフ用品シェア率調査

GfKはこのほど、「GfK japan Certified Golf2011」を発表した。

この調査は、全国有力ゴルフ用品取扱店(約1100店舗)の実店舗における2011年1月~12月の販売実績をもとに推計したもので、調査対象品目はクラブ、ボール、シューズ、キャディバッグ、グローブ(カスタムフィッティング、PB、並行輸入、中古は対象外)の5品目。

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調査を実施した2011年のゴルフ用品市場の金額推移は、自然災害の影響を受けた春先の大幅な落ち込みが目立つ。しかし、自粛ムードに一定の区切りがついた夏以降は徐々に回復基調転じたものの、金額ベースで前年比9.7%減となったという。

ゴルフ用品カテゴリー別のシェア率は、ドライバーではテーラーメイド(19.1%)が1位を獲得。白いヘッドで話題となった『R11』が発売以降好調を維持して年間最多販売ドライバーを獲得し、シェア率前年2位からの躍進に貢献した。BS(18.2%)は前年3位から2位に浮上。この要因は、『V-iQ』が年初の売価変更により販売数を伸ばしたことに加え、3月発売の『ファイズ』もメンズ・レディス共に好調に推移した。さらに、9月に売価変更した『XドライブGR』や11月発売の「V-iQ」のニューモデルなども後押した結果だという。3位のSRIスポーツ(17.2%)は、10月に売価変更した「ゼクシオ」や、12月発売の『ゼクシオ7』により、年後半にシェアを拡大したという。

アイアンにおいては、SRIスポーツ(22.1%)は発売2年目にあたる「ゼクシオ」の年初からの安定した販売に加え、年末に発売した『ゼクシオ7』のヒットにより、前年に続き1位を獲得した。BS(21.5%)は、新シリーズの「ファイズ」や前作よりも低価格帯の『V-iQ』などの販売が好調で、前年からシェアを約6%拡大して2位となった。3位のテーラーメイド(13.2%)は、秋に「R11」シリーズから『R11アイアン』を発売し、トータル提案を強みに販売数を伸ばしたという。

ゴルフボールでは、前年2位のSRIスポーツ(31.3%)が首位。若手人気プロが使用する『スリクソンZスター』が年間最多販売ボールを獲得。また、飛距離性能に特化した『ゼクシオスーパーXDプラス』も年間販売数3位と好調だった。2位のBS(29.1%)は豊富なラインアップと「ファイズ」によって底堅いシェアを確保した。3位のタイトリスト(17.5%)は、2月発売の『プロV1』や低価格帯の『HVCソフトフィール』が年間を通し安定した販売となり前年より2%シェアを拡大したという。

ゴルフシューズは、アディダス(20.6%)が前年に続き1位を獲得。アッパー部分に通気性に富んだ素材を採用した『トラクションライトFM』や、スイングの安定性向上を目的にカーボン素材をソール部に採用した『ツアー360カーボン』など、ユニークな商品が好調に推移したことが挙げられる。2位のフットジョイ(19.6%)は好評を博している独自の脱着機能をボリュームゾーンまで採用したことがシェア増加に寄与。また、女性用のロングセラーシューズ『Eコンフォート』は前年に続き女性用シューズ最多販売モデルとなったという。3位のBS(12.7%)は定番商品を中心に堅調な販売を維持したと説明している。

その他のシェア率は、
FW:1位BS(21.7%)、2位SRIスポーツ(19.4%)、3位テーラーメイド(14.6%)

UT:1位BS(22.6%)、2位SRIスポーツ(20.8%)、3位テーラーメイド(15.9%)

ウェッジ:1位BS(14.4%)、2位SRIスポーツ(12.9%)、3位タイトリスト(11.7%)

パター:1位オデッセイ(42.9%)、2位テーラーメイド(28.4%)、3位ピン(5.7%)

キャディバッグ:1位アディダス(13.8%)、2位ナイキ(11.4%)、3位BS(11.3%)

グローブ:1位BS(16.8%)、2位フットジョイ(19.6%)、3位SRIスポーツ(10.9%)

クラブセット:1位キャロウェイ(41.7%)、2位ナイキ(16.9%)、3位BS(11.9%)

お問い合わせはGfKへ、03-5350-4632。



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