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25歳の工藤遥加 プロ8年目で選んだ大学進学

2018/05/01 08:09


プロ8年目を迎えた25歳の工藤遥加が、今春から早稲田大学の人間科学部に進学し、現役女子大生プロとして活動。通信制だが、自宅のある神奈川県横浜市から、埼玉県所沢市のキャンパスに通うことも。若手ツアープロがキャリア半ばで大学に入るのは珍しいケースだが、「18歳からプロになって、自分のために教養を増やしたいと思いました」と理由を明かした。

人間科学をはじめ、心理学、運動解析学、認知行動療法など学習範囲は多岐にわたる。2016年には右肋軟骨(ろくなんこつ)を骨折するなど、ケガにも苦しんできた経験があるだけに、競技力向上への期待も大きい。

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進学に際しては、父でプロ野球・福岡ソフトバンクホークス監督の工藤公康さんの影響も大きかったという。通算224勝をあげ、野球殿堂入りも果たした左腕は50歳で筑波大大学院の人間総合科学研究科に入学し、スポーツ医学を研究。「直接、何かを言われたわけではないが、(父がいて)そういう思考になったのかも」と振り返る。

4月の入学式は、東京都新宿区の大隈講堂で行われた。「いろんな人がいて面白かった。Jリーガーとか、還暦を過ぎてから入学する人とか。知らない世界で圧倒されました。ラクロス部にも勧誘されましたよ」。自身のTwitterには希望をこめて、「自分が勉強したかったこと 自分に足りないもの 学んで行きたいと思います」と書き込んだ。

そんな大学生活の先に描いているのは、近い将来像だけではない。「何年かかって卒業できるかわかりませんが、ゴルフ界の発展のために何か貢献できたら。大変ですが充実しています」。プロゴルファーに明確な引退はない。ただ第一線から退いた後のセカンドキャリアの幅を広げるためにも、ゴルフだけでなく勉学にも力を注いでいく。(編集部・玉木充)

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玉木充(たまきみつる) プロフィール

1980年大阪生まれ。スポーツ紙で野球、サッカー、大相撲、ボクシングなどを取材し、2017年GDO入社。主に国内女子ツアーを担当。得意クラブはパター。コースで動物を見つけるのが楽しみ。

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