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ホッと一安心!4試合目で予選を突破した有村智恵の今後に期待!

2006/09/16 18:00

「マンシングウェアレディース東海クラシック」の初日に3アンダーをマークし、6位タイの好スタートを切った有村智恵。2日目にはスコアを1つ落とし通算2アンダーで16位まで順位を下げてしまった。しかし、4試合目の挑戦で初めて予選を突破することができた。

今年のプロテストでトップ合格を果たし、8月の「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」から11試合の出場資格を得た有村は、このチャンスに来年度の出場資格、すなわちシード権を掴もうと試合に挑んだ。しかし結果は3試合連続での予選落ち。我々の取材にも、目標は高く「優勝!」と掲げてくれたが、持ち前のショットが正確性を欠きスコアを伸ばせず苦しんでいた。

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そして、先週には「日本女子プロゴルフ選手権」の練習日に、高校の2年先輩にあたる宮里藍が一緒に練習ラウンドを行ってくれた。憧れの先輩、そして、自分が目指すゴルフに向かって迷いなく進む先輩を目の当たりにし、有村はその短時間にいくつものことを吸収した。

その効果が今大会の初日に現れたのか、前半1ボギーにも関わらず、後半に4つのバーディを奪った。ところが2日目のラウンドは、前半3バーディ、1ボギーとスコアを2つ伸ばし上位選手に付いていったが、終盤の15番から3連続ボギーで一気にスコアを崩してしまった。

「前半は凄く良い感じでプレーできましたが、後半はショットが悪くなってきました。集中力が途切れてしまったのか、冷静にパッティングもできなかった。体力がないのかもしれませんね」と振り返る有村。

初の予選通過について聞かれると「今日は正直ホッとしています。明日は思い切って、結果を気にしないで自分のできる限りのプレーをしたいです。頑張ってきます!」と元気に締めた。トップ合格、そして宮里の後輩ということで、周囲が過度な期待とプレッシャーを与えているのは事実。しかし、持ち前の根性でそのプレッシャーに打ち勝ち、少しずつでも結果を残してもらいたい。



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