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臨時キャディでも大丈夫!コーチ&マネージャーが大活躍!

廣済堂レディスゴルフカップは、会場となる千葉廣済堂カントリー倶楽部が完全セルフプレーでの営業を行っているため、ハウスキャディが存在しない。したがって、全選手帯同キャディを自ら探してのラウンドとなる。

普段ハウスキャディをつけている選手にとっては、帯同キャディを探すことから始めなければならず、探すのに苦労した選手もいた。今大会27位タイに入った笠りつ子の場合は、マネジメント事務所で笠のマネージャーしているU氏にお願いした。このU氏は学生時代ゴルフ部に所属していたので、キャディ経験もあり、心配どころか笠としては信頼できる存在となっている。

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藤田幸希の場合は、用品契約をしているマグレガーゴルフジャパン株式会社のプロ担当のM氏がバッグを担いだ。藤田は普段から専属の帯同キャディをつけているが、今回は特別にM氏に決まった。最終日の藤田は、何度かボールを右方向に逸れしたが、M氏はキャディバッグを担ぎダッシュでボールのところに駆けつける。その効果か、8位タイという今季2番目に良い成績を残したが、ラウンドに付いていたエースキャディは少し複雑な表情を浮かべていた。

また、残念ながら予選2日間で姿を消すことになったが、韓国の趙スナ選手のキャディをしていたのは、男子プロゴルファーの横田英治だった。横田は江連忠ゴルフアカデミーの一員として、プロゴルファーやプロ予備軍の選手などをコーチしている。6月1日には千葉県佐倉市にスタジオを開設し、横田の活動拠点となる。現在、女子プロでは趙が唯一の生徒となるが、以前から機会があったらと頼まれていて、今回実現することになった。

「スイングの調整とかは普段のレッスンで見ることができますが、実際のラウンドのときにどんなことを考えプレーしているのかなど気になっていたんですよ。なので、今回は良いタイミングでしたね」。確かに良いタイミングではあったが、横田にとっては万全の状態ではなかった。

今週の月曜日、GDOの取材を終え、ゴルフ場から帰る間際に「ぎっくり腰」になってしまったのだ。水曜日に今回の会場でその話を聞いたのだが、前かがみのゆっくりした歩調でしか歩けず、本当にキャディができるのか心配になるほどだった。さすがに重いキャディバッグを担ぐことはできず、手引きカートを使用してのラウンドだった。

今回、臨時で帯同キャディをつけた選手たちは、コースを知り尽くしたハウスキャディにコースのアドバイスを聞くのも良いが、気心のしれた人に担いでもらい、精神的にもリラックスした状態でゴルフに集中することも経験できたのではないだろうか。



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