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諸見里しのぶ、好調ゆえの落とし穴に注意

2008/10/02 14:57

昨年は、不動裕理との優勝争いの末に、1打差で振り切って「日本女子オープン」初制覇を決めた諸見里しのぶ。キャディを務めたコーチで師匠の江連忠氏の誕生日に、とっておきのプレゼントで応える孝行弟子ぶりを発揮した。

あれから一年。今年はディフェンディングチャンピオンとして「日本女子オープン」に臨む諸見里だが、その言葉は思いのほか前向きだ。「ラフは所々長いところもあるけど、いつものメジャーよりは短いし、グリーンも良い転がりをしてくれるので、しっかり打てればラインに載ってくれると思います。噛み合えば、スコアは出るんじゃないですかね」。

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火曜日は調子の良さを強調していた諸見里だったが、「昨日は一日がすごく長くて疲れてしまいました」と、この日の練習ラウンドはややお疲れモード。調子もあまり良くなかったそうで、「これだけはっていう練習をして、早めに上がります」と、4日間の戦いに向け体力温存作戦に出た。

ディフェンディングチャンピオンのプレッシャーもちょっとあると言うが、「それも去年のことかなと思います。初日、2日目とモチベーションをあげて、まずは予選通過を目指したいです」と諸見里。「選手権は調子の良い中で予選落ちしてしまったので、今回は自分に自信を持ちすぎずに行きたいです」と、微妙な心境を垣間見せた。(編集部:今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka



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