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手嶋多一の優勝でふと考える“プロゴルファーの旬”

2014/06/10 18:59

22歳の松山英樹が米PGAツアー「ザ・メモリアルトーナメント」で、日本人選手では4人目となるツアー優勝を果たした翌週の8日、国内メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」で45歳の手嶋多一が7年ぶり、ツアー通算7勝目を飾った。

プロゴルファーの旬――とは何歳だろうか? と、ふと思う2週間となった。

今週末に開幕する「2014 FIFA ワールドカップ」の日本代表は23選手の平均年齢が26.8歳で、最年長は遠藤保仁選手の34歳。日本のプロ野球選手はいくぶんサッカーより長い印象もあるが、長続きするにはチーム内の競争を勝ち抜かなければならず、選手としてのピークはせいぜい9~10年と言われている。

プロゴルフ事情に目を向けると、松山と手嶋の例に留まらず、活躍年齢の広さを物語る対比には枚挙に暇ない。国内女子ツアーでは毎週のように10代のアマチュア選手が優勝争いに顔を見せる一方で、アラフォー世代の表純子大山志保も存在感を示す。米PGAツアーでは20歳のジョーダン・スピースが優勝争いに絡んだメジャー初戦「マスターズ」で、50歳のミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)が4位に入った。ヒメネスは今季欧州ツアーで史上最高齢優勝記録を塗り替えながら2勝を挙げている。

パワーと勢いがほとばしる若手の活躍、熟練の技と歴戦の知恵が光るベテランの渋さが、同じ土俵で勝負を繰り広げるのはゴルフならではの面白さだろう。

「日本プロゴルフ選手権――」が開催された兵庫県のゴールデンバレーGCは、コースレートが「77.4」と日本一の難度を誇るコース。グリーンは起伏が激しく、アイアンショットでピンポイントなボールコントロールが要求される難関は、勝った手嶋が「ここはベテランに有利なコース」と語った通り、力(飛距離)でねじ伏せることができない。選手に“上手さ”と“辛抱”を要求した。

「ボギーは出るけどいかにダブルボギーを叩かず我慢をするか」と、手嶋はショットや小技でチャンスを生かし、4日間でボギーは9個、ダブルボギーは1つも叩かなかった。

優勝が決まってアテスト場に現れた手嶋を出迎え、真っ先に「おめでとう!」と声をかけたのは同じ45歳の深堀圭一郎だった。2012年に国内男子ツアーの賞金王を戴冠し、“アラフォーの星”と称される1学年下の藤田寛之も、「自分は遅咲きだけど、手嶋さんは返り咲き」と称賛した。

ただ、活躍年齢の広いゴルフでも、選手としての寿命は等しく長いわけではない。この大会でテレビ解説とラウンドリポーターを務めたのは、やはり同世代の44歳・丸山茂樹と43歳・田中秀道だった。丸山も田中も日米を股にかけ、それぞれ、日本を代表する選手と君臨した時期もあったが、最近は一戦を退き、充電期間ともいえる時間を送っている。

ウサギとカメの話ではないが、手嶋は毎年のようにギリギリで苦しみながら、18年連続でシード権確保を続け、7年ぶりの栄冠にたどりついた。その優勝は、いまがどんな立場であれ、同世代選手の目には誇らしかったに違いない。

日本だけでなく、世界中で、それぞれが選手寿命をまっとうしながら、ゴルフツアーは光と影を織りなしていく。きっと、ゴルフファンの心をひきつける一要素だ。

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