闘病中のS.バレステロスの容体が悪化
脳腫瘍のため闘病生活を続けているスペインのセベ・バレステロスの容体が悪化していることを、同選手のホームページが家族による談話として公表した。「脳神経に深刻な障害を受けている」としている。
全英オープン3勝、マスターズ2勝とメジャー通算5勝をマークしたセベは、2008年に摘出手術を受け、その後も治療とリハビリに専念。スペイン北部にあるペドレナの自宅で病魔と闘い、戦列を離れている。
くしくも今週はバルセロナで欧州ツアー「スペインオープン」が開催中。同国のホセ・マリア・オラサバル、ミゲル・アンヘル・ヒメネスらは6日(金)の第2ラウンド終了後、一様に神妙な表情を浮かべた。
バレステロスは3月中旬、同ホームページ上で震災に見舞われた日本に対しても、病床からお見舞いの声明を発表していた。