2度目のドバイ参戦となるタイガーは前回の参戦で2位フィニッシュ。一方のエルスは6度参戦しておりすべてがトップ10入り。うち2度は優勝している。期待高まる2人の直接対決。2002年のフォード選手権まで遡って2人が対戦した試合での結果を比較してみると、全24試合中タイガーは7勝、エルスが2勝。タイガーのトップ10入りは16回、エルスは8回。うちメジャー優勝がタイガーは2回、エルスが1回で、メジャーにおける平均成績がタイガーは14位、エルスは12位となっている。WGC「アクセンチュア・マッチプレー選手権」連覇後、タイガーは自家用ジェット機でドバイ入りした。

タイガー・ウッズ
「ドバイまで16時間半かかったけど、ほとんど寝ていたから良く休めたよ。アクセンチュアでの精神的な疲れも癒せたね。マッチプレーはいろんな感情との戦いだから本当に精神的に疲れたよ」

タイガーが連覇を決めていた間、エルスはドバイに向けてどんな準備をしたのだろうか？

アーニー・エルス
「ビーチでリラックスしていたよ。心を休ませてあげたんだ。タイガーがドバイに戻ってきてくれて嬉しいね。やはり世界ナンバー1がいると盛り上がる。それに先週は優勝してまたその強さを見せつけたし、01年の参戦時は優勝に近かったからね。期待が高まるだろうね」

タイガー・ウッズ
「ここは好きだね。それに世界中を訪れるのが好きなんだ。ゴルフは世界規模、グローバルなスポーツになったからね。WGCの大会も知名度を得たし、世界ゴルフランキングが重要な地位を得ている。世界ナンバー1としては、世界中でプレーしなければならないんだよ」

タイガー、エルス以外にも欧州PGAツアーが誇るトッププレーヤーたちが集った今年のドバイ。参戦選手にはダレン・クラーク、パドレグ・ハリントン、リー・ウエストウッド、コリン・モンゴメリー、そしてタイガーを押さえて01年に優勝したトーマス・ビヨンらが名前を連ねている。

＊タイガー、エルスに、日本からは佐藤信人も参戦する「ドバイ・デザート・クラシック」はザ・ゴルフ・チャンネルで全日程衛星生中継予定