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2019年 全米プロゴルフ選手権
期間:05/16〜05/19 ベスページ州立公園ブラックコース(ニューヨーク州)

ジャズのバッグを担いだニューヨーカー・ジャックの”正体”

ジャズ・ジェーンワタナノンドは今週の「全米プロゴルフ選手権」で多くの友人を作ったが、ロングアイランドでともに戦ったチームの中で、彼がもっとも有名だったかというとそうでもない。ジャック・ミラーは日々、スーパーマーケットで働いている。しかし彼はベスページ州立公園ブラックコースのベテランキャディでもあり、今週は23歳の才能豊かなタイ人選手のバッグを担いだのだ。

ジェーンワタナノンドが当初コンビを組む予定だったキャディが急きょ“欠場”を余儀なくされたことで、ミラーに白羽の矢が立った。今週、彼が自分のボスに初めて会ったのは大会のわずか3日前のことだった。

「もともと担ぐはずだった男が怪我をしたので、私が代わりに出ることになって月曜に彼と会ったんだ。彼と知り合ってまだ6日なんだよ」とミラー。「僕らの関係は日を追うごとに良くなった。はじめのうちは言葉の違いでぎこちなさがあった。彼には私のニューヨークなまりが問題だったんだ! でも、一緒に前に進み、きのうはとても良いラウンドになった」。“きのう”とは、スコアメークのタフな一日に「67」をマークしたジェーンワタナノンドがリーダーボードを駆け上がり、騒々しいニューヨークのギャラリーの心をつかんだ日である。

地元の人間として、ミラーは彼の友人たちや隣人たちの騒がしい気質に慣れていたが、ジェーンワタナノンドもこれを上手に受け流した。「彼はキッドさ」とキャディ。「まだ23歳。誰とでも笑いあって、おどけて見せるけれど、ショットの瞬間になるとすごく集中するんだ。彼は真のプロだね」

「彼はこの(騒がしい)環境を楽しんでいる。はじめ、私は“キミ、本当に大丈夫か?”という感じで聞いたのだけど、彼は“僕は大丈夫”と答えたんだ。あれはクールだったね」。「彼といると私も大丈夫という気持ちになった。彼はクールで、僕らは落ち着いていた。彼の立ち振る舞いは、23歳として驚くべきものだった」

大勢の観客の前でゴルフをプレーするのはジェーンワタナノンドにとっては本業だった一方で、ミラーが日々こなしている仕事はまったく異なっていた。彼は地元のスーパーマーケットで働いている。ただし、言葉を聞く限り、ゴルフへの情熱に一点の曇りもないのは明らかだ。

「キャディは最高の仕事だ。楽しい仕事だし、私はいつもゴルフコースにいるのが大好き。でも同時に(生活のための)もろもろの支払いもあるし、社会保障も受けなければならないからスーパーマーケットで働いているんだ」とミラー。「私が店を開けているので、スーパーには朝5時に行って、駆け回って自分の仕事をしてからここに来て、仕事をするんだ」

このペアはこれから袂を分かち、ひとりは世界中を回りながらゴルフをプレーし、もうひとりはスーパーマーケットの早朝シフトをこなすことになる。生活が違うとはいえ、彼らはともに過ごしたロングアイランドでの一週間を忘れることはないだろう。

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