2014年 全米プロゴルフ選手権

「全米プロ」予選Rは、カイマーとマキロイら今季メジャー王者3人が揃い踏み

2014/08/05 12:08

それぞれ今季の「全米オープン」と「全英オープン」の王者であるマーティン・カイマーとロリー・マキロイ、そして今季の「マスターズ」王者であるバッバ・ワトソンの3人がバルハラCCで開催される「全米プロゴルフ選手権」の予選ラウンド2日間を同組でラウンドすることが決まった。

これで、初日と2日目のラウンドはその年のメジャー王者3人を同組にするという米国PGAのこれまでの伝統が今年も継続されることになり、その3人は木曜日の17:45(時間はグリニッジ標準時で、現地時間は?4時間、日本時間は+9時間)にコースへ打って出る予定だ。

今大会が開催されるケンタッキー州ルイビルには公式世界ゴルフランキングの上位100人中99名が集う予定となっており、初めの2日間をラウンドする組み合わせには、この3人以外にも注目の組み合わせが目白押しである。

これまで華々しいキャリアを築いているもののメジャー未勝利のセルヒオ・ガルシアは、先月の「全英オープン」では2位に入っており、今週はスティーブ・ストリッカー、そして「ライダーカップ」米国チームのキャプテンであるトム・ワトソンと共に1番ティより17:25にコースへて出てゆく予定となっている。

ジャスティン・ローズは先月ロイヤルアバディーンで開催された「アバディーン アセットマネジメント スコットランドオープン」で勝利するなど、2014年は2勝を挙げており、現在最も波に乗っている選手の一人である。

イングランド出身の彼は、昨年の「全米オープン」での栄冠以来となるメジャー2勝目へ向けたチャレンジを、「ライダーカップ」で対戦する可能性のあるマット・クーチャー、そして2010年の「全英オープン」王者であるルイ・ウーストハイゼンと同組で開始することになる。

昨年のオークヒルCCで開催されたこの大会で3位に入ったヘンリック・ステンソンは、その当時の好調を取り戻すべく、米国のライアン・ムーア、そして1996年にバルハラでプレーオフの末にマーク・ブルックスに敗れたケニー・ペリーと共にラウンドする。この実績十分の3人は1番ティより木曜日の午後17:35にコースへと繰り出す。

「ライダーカップ」出場が有力視されるグレーム・マクドウェルは、ポール・マッギンリー率いる欧州代表チーム入りへ向けた自動選出圏内の地位を確固たる物にする上で、今週は好成績が求められる状況になっており、そのマクドウェルはブラント・スネデカーブルックス・ケプカと共に17:55に初日のラウンドを開始する。

2連覇達成を目論むディフェンディングチャンピオンのジェイソン・ダフナーは、2009年の大会王者であるヤン・ヨンウン(梁容銀)、そして2011年の大会王者のキーガン・ブラッドリーと同組になった。彼らは17:55にティオフ予定だ。

「全米プロゴルフ選手権」4勝のタイガー・ウッズは、そのうちの1勝をバルハラで開催された2000年大会で挙げており、木曜日の午後はメジャー5勝のフィル・ミケルソン、そして2008年の大会王者のパドレイグ・ハリントンと共に17:45に5度目のワナメーカートロフィー獲得へ向けた戦いをスタートさせる(ウッズは先週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」で途中棄権しており、今大会は棄権する可能性が高い)。

一方、今季のメジャー全てでトップ5入りを果たしているリッキー・ファウラーは、12:05よりフランスのビクトル・デュビッソンと南アフリカのアーニー・エルスと共にメジャー初制覇に向けた挑戦をスタートさせる。

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