2014年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 数字から浮かび上がる様相

2014/02/18 10:30
マッチプレーは恒例のサボテンが密生するリッツカールトンGCが舞台だ (EuropeanTour)

今季最初のWGCイベントの開幕まであと2日となった。Europeantour.comでは、「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」にまつわる事実や数字を紹介し、この華々しいイベントに興を添えてみようと思う。

・2014年「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」には33人のヨーロピアンツアーメンバーが参加し、内7人はこの大会のデビューを飾ることになる。デビューを飾る7人は、キラデク・アフィバーンラト、ジョナス・ブリクスト、ビクター・ドビュッソン、ミッコ・イロネンパブロ・ララサバル、ジュースト・ルイテン、そしてベルント・ウィスバーガーである。ドビュッソンにとっては初のWGC出場となる。

・ヨーロピアンツアーのメンバーにとってWGCイベントの中では、過去に5人の覇者を出しているこの「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」は最も成功を収めている大会である。過去にこの大会を制しているのは、ダレン・クラーク(2000年)、ヘンリック・ステンソン(2007年)、ジェフ・オギルビー(2009年)、イアン・ポールター(2010年)、そしてルーク・ドナルド(2011年)の5人である。

・1999年から昨年にかけて「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」に出場したヨーロピアンツアーのメンバーは111人に及ぶ。

・前回王者のマット・クーチャーには、大会史上唯一連覇を果たしたタイガー・ウッズ(2003年・2004年)の足跡を辿る「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」のタイトル防衛を懸けた挑戦が待っている。これまでこの大会を複数回優勝しているのは、タイガー・ウッズ(2003年、2004年、2008年)とジェフ・オギルビー(2006年、2009年)の二人のみであり、クーチャーが連覇を果たせばその仲間入りをすることになる。

・この大会でWGCの16年目が幕を開けることになる。初のWGCイベントとなった1999年の「アクセンチュアマッチプレー選手権」では米国のジェフ・マガートが優勝している。

・この大会はWGCイベントとして50回目の大会となる。これまで、「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」は15回、「WGCブリヂストンインビテーショナル」も15回、「WGCキャデラック選手権」は14回、「WGCチャンピオンズ」は5回開催されている(この数字には中止となった2001年の「WGCキャデラック選手権」と2007年から2011年にかけて開催された「WGCワールドカップ」は含まれない)。

・今年出場する「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の優勝経験者は、スティーブ・ストリッカー(2001年)、ヘンリック・ステンソン(2007年)、イアン・ポールター(2010年)、ルーク・ドナルド(2011年)、ハンター・メイハン(2012年)、そしてマット・クーチャー(2013年)の6人。

2014年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権