香妻陣一朗は7位「優勝したかったけど次回で」 全米オープン予選会へ
◇アジアンツアー◇インターナショナルシリーズ ジャパン presented by マオタイ 最終日(11日)◇カレドニアンGC (千葉)◇7116yd(パー71)
LIVゴルフを主戦場にする香妻陣一朗は、通算12アンダーの7位で大会を終えた。昨年11月「ダンロップフェニックス」以来となった日本でのプレーは、優勝争いには加われなかったものの17番(パー3)でバーディ、最終18番(パー5)は200ydあった2打目をピン手前5mのところにつけてイーグルを奪取するなど「65」で回って観衆を盛り上げた。
大会を終え、「やっぱり日本は日本で(しのぎを削るには)いいところがすごくある。知っている方々が応援に来てくれたし、LIVプレーヤーたちのプレーを日本で見る機会があることがすごくうれしい」と率直に話した。今大会を制したのは同じLIVで戦うルーカス・ハーバート(オーストラリア)。開幕前から予想していたLIV選手による優勝となったが、「(自分が)優勝したかったですけど、その時の運もある。次回日本であったらまた優勝を目指したい」と受け止めた。
今季は腰痛に苦しみ、今大会で3試合目。今週は4日間プレーできたこともプラス要素だ。「今日は5アンダーぐらい出せたらという目標を達成できてよかった。3試合ともすごくいい形でプレーできているっていう感覚はあるので、これを崩さないように体のケアをしながら調整しようと思う」と次戦を見据えた。
次なる照準は1日36ホールの長丁場となるメジャー「全米オープン」(6月12日開幕 ペンシルベニア州・オークモントCC)の予選会。5月19日(月)に滋賀県タラオCC西コースで行われる。メジャーは2022年に出場して予選落ちした「全米オープン」(マサチューセッツ州/ザ・カントリークラブ)が最後。「メジャーに出たい気持ちが強い。メジャーの試合に出て、そこで結果を出すのが目標」と力を込めた。(千葉県横芝光町/石井操)