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2年連続決勝進出の森田遙「またこの舞台に立てたのは凄いこと」/日本女子アマ

昨年の「日本女子アマチュア選手権」は、比嘉真美子の大会2連覇で締めくくられた。その決勝戦、最後まで比嘉に食い下がったのは当時高校1年の森田遙。35ホール目に2ダウンで惜敗した。

そして今年の同大会。森田は再び決勝の舞台まで上り詰めた。「去年2位になったので、自分しか決勝の経験をしている人はいない。でもその分、(また決勝に)行かないといけないという気持ちもあったので、ちょっと苦しかった」と、ここまでの戦いを振り返る。この日は準々決勝で濱田茉優(ナパラG一本松)を3アップで下すと、準決勝では北村響名神栗東CC)を最終ホールまでもつれながらも1アップで振り切った。

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「今日の1試合目はなかなかアイアンが冴えなくて、バーディチャンスにつけられなかった。でも、それを生かして2試合目は突っ込むように大胆にいったら、ショートゲームも冴えてきました」と森田は言う。1日でマネジメントを変更する器用さが、16歳の森田の持ち味だ。

「(決勝の相手)松原さんは、飛距離も飛ぶし、精度もある。感覚でやっている感じがする」と分析する。対照的に自身は論理的にプレーする方かと問えば、「考えてはいます・・・」とはにかんだ。

身長165センチでスラリとした体型の森田は、「体力はきついけど、頑張ります」と明日の36ホールを前に苦笑い。「試合中は(疲れは)ないけど、終わって1日あとくらいにどっとくる」と慣れない連戦はさすがに体にこたえるという。それでも、「今日、北村さんと戦った感じで36ホール行ければいい」と、戦略は明確だ。

「またこの(決勝の)舞台に立てたのは本当にすごいことだと思う。今まで頑張ってきた成果だし、たくさんの人の支えのおかげ。ゴルフの内容もそうだし、体力もアップしました」。1年越しのリベンジを前に、森田はキラキラと目を輝かせた。(岡山県玉野市/今岡涼太)

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