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ナイキのクラブ第一弾は上級者用にしぼられた

ボールの発売から3年。ナイキ社は満を持してチタン製ドライバー2種と鍛造ブレード・アイアン、そして4種のウエッジを来年1月のPGAマーチャンダイズショーで発表する。ボールの時とは違って最初からクラブ市場の頂点が狙いのプレミアム商品だ。もっと幅広いラインナップが発表されるとの予想があったが、今回は上級者用にしぼられた。2002年中により安価なモデルも発売される計画だが、「まずは信頼性を強調したい。技術力と製品のパフォーマンスをみてほしい」とのこと。来年2月末から4月に米国各地の店頭に並ぶ予定。

【ドライバー】ヘッドは鍛造チタン製で、275cc・4ピース、および350cc・3ピースの2種。ともにロフトは8度から11度。フェースは特許登録されたβ-チタニウムの精密鍛造。鋳造と違って精密で打球感に優れ、表面のきめが細かい。また強度があるので薄くでき、軽くなる。USGA規格適合。ともに小売価格は399ドル。

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【アイアン】ヘッドはクラシックなマッスルバック。軟鉄精密鍛造(1030カーボンスティール)。スコアラインはナイキ社によれば「U溝とV溝の変異型」。ニッケル・クローム・メッキ(Tri Plex nickel chrome plating)のサテン仕上げ。1番、2番アイアンは別売。スティールシャフト、3番からPWまでのセットで899ドル。

【ウエッジ】53度、56度、58度、60度。トップラインは薄く、オフセットはほぼゼロ。アイアン同様の1030カーボンスティール精密鍛造。ニッケル・クローム・メッキ。109ドル。

ウォールストリートのアナリストはナイキのクラブ販売収益が2003年までに3億~3億5,000ドルとなるだろうと予測しているが、世界のクラブ市場が約20億ドルで伸び悩んでいるいま、野心的な戦略が求められるだろう。ナイキは販売とマーケティングに来年度は1億ドルを投じるとも見られている。

ナイキのクラブデザイナーはトム・スティーツ(Tom Stites)。デビッド・デュバルはほぼ2001年シーズンを通してプロトタイプを使っていたが、ナイキによればスティーツが手がけたクラブはこれまでにPGAツアー、PGAシニアツアー、Buy.comツアーで50勝以上をあげているということだ。

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