韓国のウージョンヒルズCCで開催されている、ワンアジアツアー「韓国オープン」の2日目は、初日のサスペンデッドによる未消化ホールから再開。第2ラウンドを41位タイからスタートした石川遼は、1イーグル、1バーディ、4ボギーと1ストローク落とすも、通算5オーバーの22位タイに浮上した。

第2ラウンドを1番からボギー発進とした石川は、5番（パー5）でバーディを取り返すと、8番（パー5）では2オンに成功し、15メートルを見事に沈めてイーグルを奪った。ところが後半は、13番（パー3）でボギー。さらに16番、そしてティショットを右に曲げた17番と連続ボギーをたたいて失速。「前半はいい感じてきたので、できるだけ縮めたかった。もったいない。今日はバーディを4つ以上取ろうと意気込んだけど難しかった。チャンスだった10、12番でピンを狙っていくべきだった」と、スコアを伸ばしきれなかった後半インでのプレーを悔やんだ。

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それでもスコアを落とす選手が続出する中、この日の1オーバーは我慢の結果。順位は上昇した。首位のカン・キュンナムは通算5アンダーと後続に3打差をつけてリードしているが、2日間通算アンダーパーをマークしているのはわずかに2人。「あした（通算）パープレーに近づけて、最終日にアンダーパーで回るようにすれば、優勝争いはまだ分からない」と意気込む。

初日に悩まされたグリーン上でもプレーにも徐々に慣れ「あとはショットでもう少しチャンスに付けたい。難しいコースだけど自信のあるアイアンで距離感をしっかり合わせたい」とムービングデーを見据えていた。