谷口徹と共にトップバッターに指名され、会見場で意気込みを語る石川遼

タイのアマタスプリングCCで行われる欧州選抜とアジア選抜の団体戦「ロイヤルトロフィ」開幕を9日（金）に控え、8日夜に初日の組み合わせの発表会が行われた。初日はダブルス形式のフォアサム（2人で1個のボールを交互に打ち合う）で競われ、アジア選抜のキャプテンを務める尾崎直道は、第一組に谷口徹と石川遼を指名。発表前から「遼には若さでアジアチームを引っ張って欲しい」と口にしていたが、石川は谷口と共にトップスタートの重責を担うことになった。

発表会に同席した石川は、「トップスタートで最初に良いニュースを伝えられるように頑張ります」と意気込みを示し、会場は大きな拍手に包まれた。谷口とは既に作戦を練っているようで、「谷口さんには“長いホールはできるだけ遼くんに”と言われていますが、コースはバランス良く造られているので、1ホール1ホール考えて行かないと。奇数ホール、偶数ホールをどちらが先に打つかで、結果に大きく左右すると思います」と慎重な構えを見せた。

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対する欧州選抜のトップスタートを務めるのは、1999年の「全英オープン」覇者ポール・ローリー（スコットランド）と、欧州ツアーで活躍するソレン・ハンセン（デンマーク）。石川は「テレビで見て、2人もショットがまったく曲がらなくて安定しているイメージ。すごく堅実なプレーですね」と対戦相手を評価。「やってみないと分からないけど、マッチプレーの難しさを感じる戦いになると思う。初めから最終日のつもりで頑張ります！」。尾崎キャプテンの期待に応え、チームの牽引役という責務を果たすことができるか！？

初日の組み合わせは以下の通り。
第一組
石川遼、谷口徹 VS P.ローリー、S.ハンセン
第二組
C.ウィ、W.リャン VS P.マギンリー、P.ララサバル
第三組
谷原秀人、S.K.ホ VS N.ドハティ、O.ウィルソン
第四組
T.ジェイディ、P.マークセン VS N.ファス、J.エドフォース