松山茉生は“3冠”狙う 新地真美夏ら「トヨタジュニア」日本代表に選出
6月24日(火)から愛知県の中京GC石野Cで開催される「2025 トヨタジュニアゴルフワールドカップ Supported by JAL」の主催者は10日、日本代表選手を発表した。
男子は昨年個人戦で優勝し、同年「日本アマチュア選手権」を最年少の15歳344日で制した松山茉生(福井工大附属福井高2年)が2年続けて代表入り。宮崎県出身の兄弟、長崎煌心(日章学園高3年)と大星(勇志国際高1年)が選ばれた。
女子は4月の「オーガスタナショナル女子アマチュア」22位の新地真美夏(共立女子第2高)が2年続けて出場。前週のメジャー「全米女子オープン」に出場した長澤愛羅(ルネサンス高3年)、昨年の「日本女子オープン」でローアマチュア(16位)に輝いた岩永杏奈(大阪桐蔭高2年)も日の丸を背負う。
大会は男子が昨年優勝の韓国など12チーム、女子は連覇がかかる米国をはじめとする9チームがエントリー。4日間72ホールのストロークプレーで行われ、団体戦は各日チーム上位2人のスコアを採用する。男女ともに3位に終わった日本は2年ぶりの優勝を目指す。
都内で行われた会見に出席した松山は「昨年は団体戦で優勝できなかった。長崎兄弟と良い成績を出したい。ドラコン(ドライビングコンテスト)では2位だったので、ことしも出られたら優勝したい。僕だけ兄弟ではないですが、仲も良いので、仲間を信じて優勝できれば」と個人、団体、ドラコンでの“3冠”獲得に意欲を語った。
1992年に男子のみで始まった大会には松山英樹、久常涼ら現在PGAツアーでプレーする日本人選手のほか、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、LIVゴルフのジョン・ラーム(スペイン)らが出場。2014年に始まった女子競技にも米ツアーで奮闘する古江彩佳、西村優菜、山下美夢有らが参加した。