アジアナンバー1決定戦。（左から）スカイ・アーマド（UAE）、リン・ユーシン（中国）、中島啓太、プウィト・アヌパンスエサイ（タイ）※大会提供

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 事前情報◇ドバイクリークゴルフ＆ヨットクラブ（UAE）◇7203yd（パー71）

アジア太平洋ゴルフ連盟とマスターズ、R&Aが主催するアジアのアマチュアナンバーワンを決める大会が3日（水）から4日間、アラブ首長国連邦ドバイにあるドバイクリークゴルフ＆ヨットクラブで開催される。昨年大会はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催。優勝者には翌年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場資格が与えられ、過去には松山英樹（2勝）、金谷拓実もタイトルを勝ち取っている大一番だ。

日本勢は中島啓太、河本力、杉浦悠太、欧陽子龍、森山友貴、阪根竜之介の6選手が出場するが、注目はやはり世界アマチュアランク1位の中島だ。国内ツアーでもアマチュア優勝を果たしたとあって、大会の中心選手として取り上げられている。中島にとっては4度目の挑戦。金谷が優勝した2018年大会では2位に入っている。

海外勢では大会3度目の優勝を目指すディフェンディングチャンピオンのリン・ユーシン（フロリダ大／中国）や、大会初出場のサム・チョイ（ニューメキシコ大／韓国）、春先の大学の試合で2勝を挙げているプウィット・アヌパンスブサイ（サンディエゴ州立大／タイ）らがライバルとなりそうだ。

出場は全93選手。2日目を終えて、上位60位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出する。

◆出場日本人選手
中島啓太（日体大3年）
河本力（日体大4年）
杉浦悠太（日大2年）
欧陽子龍（オクラホマ州立大4年）
森山友貴（オレゴン大2年）
阪根竜之介（フロリダ州立大・大学院1年）