2014年 ザ・エビアン選手権

大混戦で最終日へ 世界女子10傑6人が5打差以内で逆転狙う

2014/09/14 01:09
目の前には暗雲が立ち込める中、堅実なキム・ヒョージュが再び首位に立った(Stuart Franklin/Getty Images)

◇米国女子メジャー◇ザ・エビアン選手権 3日目◇ザ・エビアンリゾートGC(フランス)◇6,453ヤード(パー71)

前日首位のブリタニー・リンシコムが前半だけで6オーバーを叩くなど、トップに立った選手が次々にブレーキとなる展開で、混戦模様に加速がかかったムービングデー。初日に米女子メジャー新記録の10アンダーをマークしたキム・ヒョージュ(韓国)が一進一退の展開を耐え抜き、通算8アンダーで再び単独首位に立った。

1打差の2位にカリー・ウェブ(オーストラリア、世界9位)。さらに1打差でハー・ミジョン(韓国)。通算5アンダーの4位に、アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン、世界10位)、マリアホ・ウリベ(コロンビア)が並んだ。

6位タイにリディア・コー(ニュージーランド、世界3位)。通算3アンダーの10位タイにはステーシー・ルイス(世界1位)、朴仁妃(韓国、世界2位)、前年覇者のスーザン・ペターセン(ノルウェー、世界4位)と、5打差以内に実力者がずらりと顔を揃え、今季ラストメジャーの最終日へ突入する。

3人が決勝ラウンドに進出した日本勢では、26位から出た上原彩子が4バーディ3ボギーの「70」で通算1アンダーとして15位に浮上した。同じく26位から出た横峯さくらはスタート3ホールでの5オーバーが響いて通算4オーバー、41位に後退。19位から出た宮里美香も「76」で同じく41位まで順位を下げた。

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