アラバマ州にあるRTJゴルフトレイルで開催されている、米国女子ツアー第23戦「ナビスターLPGAクラシック」の最終日。通算18アンダーでロレーナ・オチョア（メキシコ）が今季3勝目を手に入れている。

2位に3ストロークの差をつけ、単独首位で最終日を迎えたオチョアであったが、序盤5ホールでは1バーディ1ボギー、1ダブルボギーと苦しい展開。しかし、8番でバーディを決めて流れを取り戻すと、後半は3バーディをマークして通算18アンダーまでスコアを伸ばしてフィニッシュ。終わってみれば2位に4打差をつける圧勝で、今季3勝目＆大会連覇を果たした。この勝利により、オチョアは賞金ランク5位に浮上。同ランク2位につける宮里藍にとって、怖い存在が調子を上げてきた。

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通算14アンダーで2位に並んだのは、ブリタニー・ラングとミッシェル・ウィ。3位からスタートしたラングは、オチョアとの差を縮められないままフィニッシュしたが、13位からスタートしたウィは立ち上がりこそボギーを叩いたものの、それ以降は順調そのもので7バーディをマーク。今季5度目のトップ5フィニッシュを果たしている。

通算13アンダー、4位タイにはジャニス・ムーディ（スコットランド）とヤニ・ツェン（台湾）。続く通算12アンダー、6位タイには、マリア・ヨース（スウェーデン）とべス・ベイダーが並んでフィニッシュしている。なお、大会前半を盛り上げたアマチュアのアレクシス・トンプソンは、通算6アンダー、27位タイで大会を終えている。