米国女子ツアー「ピン・バナーヘルス」が、3月14日（木）から17日(日）までの4日間、アリゾナ州のムーンバレー・カントリークラブで開催される。

先週がオープンウィークになったが、この試合がシーズン2試合目。開幕戦では日本の藤井かすみが健闘し、話題を盛り上げたが最終的にはA.ソレンスタムの優勝で幕を閉じた。昨年2年ぶりに賞金女王に返り咲いたソレンスタムが、今年も春から連勝してしまうのだろうか。

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昨年の大会では第2ラウンドでソレンスタムがツアー新記録の59をマークした。そして通算27アンダーを出し、追い上げてきた朴セリを2打差で振り切って優勝している。

昨シーズン、ソレンスタムのライバルと見られていたのは朴セリとK.ウェブの2人。この2人もいよいよツアーに出場してくる。開幕戦の前哨戦となった豪州レディスマスターズではウェブとソレンスタムの一騎打ちになり、ソレンスタムが勝利を掴んだ。

ウェブにとっては大会5連覇がかかっていただけに、今週早くも借りを返せるか注目したい。さらに、昨年25アンダーを記録しながらもソレンスタムに敗れた朴も、雪辱に燃えている。

また、先週ソレンスタムに敗れたが2位になったL.ケーンなど、地元米国の選手にも頑張ってもらいたい。昨年なかなか勝てなかった米国勢の奮起を期待する。

そして、今週の日本勢は、福嶋晃子、片野志保、小俣奈三香の3名が出場。開幕戦は予選ラウンド最終ホールで痛恨のボギーを叩き予選落ちを喫した福嶋。今シーズンから参戦している片野、小俣といった若手選手に先輩の意地を見せることができるか。昨年のこの大会では優勝したソレンスタムに15打差をつけられたが5位に入っているだけに、今年も上位を狙うだろう。