米国女子ツアー第23戦『ステートファームクラシック』が8月28日（木）から8月31日（日）までの4日間、イリノイ州のスプリングフィールドで開催された。だが、予定通りの4日間競技にはならず、最終日は雨のため中止。3日目までの54ホールのスコアで単独首位に立っていた台湾のキャンディ・クンが、2週連続優勝を果たすことになった。

最終日は予定通りの時間にティオフが行われた。最終組のクン、ハン・ヒーウォン、ローラ・デービースの3人は1番ホールでティショットを行ったとき、コース全体にサイレンが響き渡る。

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とりあえずの中断、時間はタップリあるため誰もがそう思った。ところが、一度降りだした雨は衰えを知らず延々降り続けた。そして4時間の中断の末、大会本部が出した結論は「競技の中止」だった。

今年4月に行われた「LPGA 武富士クラシック」でツアー初優勝を果たしたクンは、先週の「ワコビアLPGAクラシック」に続き早くも3勝目を果たした。アニカ・ソレンスタムが4勝、クンと朴セリが今シーズン3勝組となっている。

今週日本からは小俣奈三香と片野志保が出場していたが、残念ながら2人とも予選を通過出来なかった。台湾、韓国勢の活躍を、いつまでも指を咥えてみているわけにはいかない。日本勢の活躍する姿も見てみたいのだが。