最終日に5ストローク伸ばして逆転優勝を果たしたキャサリン・ハル（Darren Carroll/Getty Images）

アラバマ州のRTJゴルフトレイルで開催されている米国女子ツアーの第20戦「ナビスターLPGAクラシック」の最終日。キャサリン・ハル（オーストラリア）が逆転で今季初優勝を手にしている。

首位と3打差の2位タイからスタートしたハル。ここまで好調のカーを捕えるには厳しいかと思われたが、そのカーがまさかのブレーキ。このチャンスをハルは見逃さず、着実にスコアを伸ばして3日連続の「67」をマークして通算19アンダー。見事な逆転優勝で今季初優勝を飾った。

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通算18アンダーで単独2位に食い込んだのはブリタニー・リンシコム。「65」の好スコアをマークしたが、あと一歩及ばずフィニッシュしたが、猛烈な勢いの追い込みで大会を盛り上げた。通算17アンダー、3位タイには首位の座を守り切れなかったカーと、勝負どころでスコアを伸ばせなかったチェ・ナヨン（韓国）の2人が入った。

そして、首位と4打差の4位タイで最終日を迎えた宮里美香。決勝ラウンドに入ってからは、2日目に見せたゴルフは見られず。最終日も安定はしていたが攻めきれず、通算15アンダー、8位タイでフィニッシュ。次の戦いに期待したい。一方、トップ10フィニッシュへの期待がかかっていた宮里藍は、最終ホールで痛恨のダブルボギーを叩き、イーブンでラウンド。通算9アンダーのまま、27位タイに順位を下げて大会を終えている。