エリート28人による今季国内最終戦 イ・ボミとテレサ・ルーが同組で激突
国内女子ツアーの今季最終戦「LPGAチャンピオンシップリコーカップ」が26日(木)から4日間に渡り、宮崎県の宮崎カントリークラブで開催される。賞金総額1億円(優勝賞金2500万円)を懸けたシーズン最後のメジャー戦だ。
前週時点での賞金ランキング上位25人と、今季優勝者に限られたエリートフィールド。今年は28人が出場を予定している。
昨年は最終日を2位から出たテレサ・ルー(台湾)が、穴井詩をプレーオフで制して逆転優勝。同年の「日本女子オープン」に続くメジャー2勝を挙げて5年シードを獲得した。今シーズンは中盤まで女王争いを繰り広げ、戴冠は逃したものの、大会連覇への意気込みは熱い。
今季の賞金女王に決まったイ・ボミ(韓国)は前週の「大王製紙エリエールレディス」でシーズン7勝目を飾り、年間獲得賞金2億2581万とし、男女ツアーを通じて年間の最高賞金額記録を樹立。今週は記録更新を狙う中、初日はルーと同組となることが発表され、女王争いを繰り広げた両者が最終戦でぶつかる。
イの前に立ちはだかるのはチョン・インジ(韓国)だ。チョンは今季スポット参戦した「ワールドレディスサロンパスカップ」、「日本女子オープン」のメジャー2戦を制す圧倒的な強さで存在感を知らしめた。韓国ツアーから再び日本の地を踏む。
ほか、2009、2013年大会の覇者で地元宮崎県出身の大山志保が大会3勝目へ、今季未勝利も賞金ランクで日本勢3番手につける九州・熊本県出身の上田桃子がタイトル争いに名乗りを挙げる。
【出場選手28人】
穴井詩、アン・ソンジュ、李知姫、イ・ボミ、飯島茜、上田桃子、大山志保、表純子、菊地絵理香、キム・ハヌル、酒井美紀、申ジエ、全美貞、鈴木愛、チョン・インジ、テレサ・ルー、成田美寿々、西山ゆかり、服部真夕、原江里菜、藤田光里、藤本麻子、前田陽子、森田理香子、吉田弓美子、笠りつ子、若林舞衣子、渡邉彩香