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初優勝へ向け、ペ・ジェヒと上田桃子のデッドヒートが続く

国内女子ツアー第3戦「スタジオアリス女子オープン」2日目は、一日中小雨のぱらつくあいにくの空模様。しかし、初優勝を目指す若手選手たちは寒さに負けない熱い戦いを見せてくれた。

単独首位からスタートした韓国のぺ・ジェヒ。前半、6番7番の連続ボギーで上田桃子に首位の座を明け渡したが、後半に入り10番11番13番とバーディを積み重ね、再び単独首位に返り咲く。結局は2位に3打差をつける通算6アンダーまでスコアを伸ばし、最終日へ向け大きなリードを築いた。

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今週は、ぺが母親を日本に招待している。「月曜日に、私と一緒に来日しました。母がいると心も落ち着いて力が出ます。優勝したら一緒に喜んでもらいたい」と、コースには顔を出していないものの、心強い味方を得て狙うは初優勝だ。

それを追いかけるのは、同じく初優勝を目指す上田。17番のバーディで一旦は2打差まで詰め寄ったが、最終ホールで痛恨のボギーを叩き一歩後退。だが、「最終日の3打差はないようなもの。あとは自分がどれだけスコアを伸ばせるか。それだけを考えます」と、気持ちは早くも明日を向いている。

さらに1打差の通算2アンダー、3位タイグループには、N.キャンベル、鬼沢信子、アマチュアの若林舞衣子が続いている。横峯さくらは1アンダー6位タイ。諸見里しのぶ、赤堀奈々らは、カットラインぎりぎりの通算5オーバーで予選通過を果たしている。

2007年 スタジオアリス女子オープン



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