ショットで手ごたえを掴んだ横峯さくらは21位タイに浮上した

国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」の最終日、5オーバー49位タイからスタートした横峯さくらは、3バーディ、3ボギーのイーブンパーにまとめて通算5オーバーの21位タイに浮上して終えた。

大会2日目が降雨のために中止になり、2日間の短期決戦となったが、横峯は強風に耐えるゴルフで順位を大きく浮上させた。ラウンドを終えた横峯は「この風で、このスコアならまずまずですね」と話す。

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そして、スコアよりもショットでの手ごたえを掴んだ横峯はコメントを述べる口調も軽やか。「開幕から4試合を終えてやっと掴んできました。今まで試行錯誤の繰り返しだったのですが、フェード系のショットが思い通りに打てたので」と笑顔を見せた。

7番パー3で、風が右から左に吹く状況に横峯は持ち球のフェード系のボールを打った。その打球が風に流されることなく、イメージ通りの弾道となった。「あの球が打ちたかったんです、これで次週以降優勝争いに加われるというか、楽しく試合を出来ると思います」と足取りも軽くクラブハウスに戻った。（静岡県袋井市／本橋英治）