5アンダーで単独首位に立った森田理香子

宮崎県にある宮崎カントリークラブで開催されている国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の初日、通算5アンダーとした20歳の森田理香子が2位の佐伯三貴、不動裕理に2打差をつけて単独首位に立っている。

通算2アンダーで迎えた9番パー5。2打目をグリーン左手前のバンカーに入れた森田の3打目は、トップしてグリーン奥へとホームラン。ところがこの球が松の木に当たって跳ね返ってくる。4打目のラフからのアプローチはミスして4mのパーパットを残したが、これをねじ込みパーセーブ。「下りのスライスの順目で、（決まったのは）一番うれしかったですね」。これで勢いに乗った森田は、後半も好調なショットで3ストローク伸ばし首位に立った。今季ツアー初優勝を飾った森田。今大会に優勝すれば、史上3番目に若いメジャー覇者となる。

2位に続くのは、2週前の「伊藤園レディス」を制して勢いにのる佐伯と、今季2勝の不動。さらに1打差で全美貞、宮里美香、竹末裕美の3選手が続いている。今季賞金女王のアン・ソンジュは横峯さくら、有村智恵らと並びイーブンパーの9位タイにつけている。