2016年 ISPSハンダグローバルカップ

朴ジュンウォンがPO制し初優勝 日本勢はトップ10に5位の平塚哲二だけ

2016/06/26 14:42
朴ジュンウォンが優勝。両手でガッツポーズを見せた

◇国内男子◇ISPSハンダグローバルカップ 最終日◇朱鷺の台CC(石川県)◇6834yd(パー71)

朴ジュンウォン(韓国)が、通算17アンダーで並んだ米国ツアー1勝のエミリアーノ・グリージョ(アルゼンチン)をプレーオフで破り、日本ツアー初優勝を飾った。朴は、2014年にアジアンツアー「GS カルテックス メキュン オープン選手権」を制している。

2打差を追って3位から出た朴は6バーディ、1ボギー「66」でプレー。グリージョは首位から出て「68」とした。18番(パー4)で行われたプレーオフの1ホール目、朴は2打目をピンそば1m強につけた。先にグリージョがパーとしたのに対し、バーディパットを沈めて右手を挙げた。

今大会を終えた平均飛距離252ydはツアー全体で111位。ジュニア当時から知る同年代のキム・キョンテ(韓国)からは、限界がある飛距離アップよりも、フェアウェイキープとショートゲームへの努力を説かれ続けたという。「これまでのゴルフ人生で距離にずっとストレスがあったけど、もう意識はしていません」と飛ばしへの欲求を捨て、得意とするアイアンの精度とショートゲームの上達に力を注いできた。

1m強のウィニングパットを決沈めて力強いガッツポーズ!

このプレーオフには、そんな朴の強みがすべて凝縮されていた。同じ1Wでティショットしたグリージョに20yd以上離されながらも、先に184ydから6Iでピンに絡めて優位に立つ。一方のグリージョも7mに付けたが、「決めなければいけないとプレッシャーになった」とこれを外してパー止まり。開始後わずか10分足らずでの決着につなげ、「まだ実感が湧きません」と感慨深げに初優勝の喜びに浸った。

通算15アンダーの3位で、日本ツアーを主戦場とするタンヤゴーン・クロンパ(タイ)、ブラッド・ケネディ(オーストラリア)が続いた。日本勢最上位は、通算13アンダーとした平塚哲二の5位。「64」と伸ばした19歳アマチュアのカーティス・ラック(オーストラリア)、シャール・シュワルツェル(南アフリカ)らと並んだ。

通算12アンダーの9位にパドレイグ・ハリントン(アイルランド)、ビクトル・デュビッソン(フランス)ら3選手。通算11アンダーの12位に片山晋呉宮本勝昌太田直己重永亜斗夢らが続いた。

今回は急遽の参戦にも関わらず終わってみれば9位タイとは流石ですね。
15番のティグランド、晴れた日には遠くに日本海も。
今日は納得のゴルフができなかったようで、何だかずっとイライラしているように見えました。9位タイフィニッシュ。
プレーオフを戦い終えた2人。お互いの健闘を称えます。
グリーンサイドで朴相賢から祝福の握手。
うわっ、怖いっ!流石はUFOの町、羽咋市ですね。
兜をかぶるのは、さすがに初めてですよね?

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