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石川遼が単独4位発進! 単独首位には藤田寛之

国内男子ツアー第3戦「中日クラウンズ」が、愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開幕した。快晴、微風と好コンディションに恵まれ、陽気にも誘われて8,654人のギャラリーが来場。難コースで名高い和合にあり、50回目の記念大会初日は戦前の予想に反しスコアを伸ばし合う展開となった。

単独首位に立ったのは、7バーディ、1ボギーの6アンダーでホールアウトした藤田寛之。「95パーセントは安全にプレー、攻めてはダメ」と、堅実なプレーに徹し、「良いショットがバーディに結びついた」と好スタートを切った。1打差の5アンダー2位タイには、ベテランのフランキー・ミノザ(フィリピン)と、「ティショットが良かった」という野上貴夫が続いている。

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昨年は予選落ちに終わった石川遼は、1番、2番とパーセーブの静かな立ち上がり。その後3番、4番でグリーンサイドのバンカーに打ち込むピンチを迎えるが、ともにナイスリカバリーでパーを拾い、「ああいうパーがその後のバーディにつながったと思う」と、6番、8番、10番でバーディを奪取。左ドッグレッグの16番(367ヤードパー4)では、3番ウッドで放ったティショットがグリーン左の傾斜に当たり、そのままグリーンに転がり乗るラッキーも手伝い1オンに成功。ここでバーディを奪うと、最終18番も2メートルを沈めてバーディフィニッシュとし、この日5バーディ、1ボギー。4アンダーの単独4位と好スタートを見せた。

3アンダーの5位タイには、片山晋呉手嶋多一ら9人が大グループを形成。2アンダーの14位タイにはタッド・フジカワ谷原秀人らが続いている。また、今大会で50年連続の出場となった杉原輝雄も大勢のギャラリーに囲まれ、16番でバーディを奪うなど大歓声を浴び続けた。「84」の14オーバーで最下位発進となったが、「明日は70台で回りたい」と意気込んでいた。

2009年 中日クラウンズ



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