国内男子ツアー第10戦「～全英への道～ミズノオープン」が6月26日（木）から6月29日（日）までの4日間、岡山県にある瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催される。5月の日本プロゴルフ選手権から始まった、全英オープンゴルフ日本予選全6試合も最終戦を迎えることとなる。

この予選とは7月に行われる全英オープンの出場権がかかっており、日本プロゴルフ選手権からミズノオープンまでの6試合による通算獲得賞金ランキング上位4位タイまでの選手に与えられることになっている。

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既に全英オープンへのチケットを手にしているのは、昨年の日本オープン優勝者のD.スメイル、昨年の賞金ランキング上位3名の谷口徹、佐藤信人、片山晋呉である。

現在全英オープン出場権を持たない全英オープン日本予選ランクは、1位がT.ハミルトン、2位友利勝良、3位S.K.ホ、4位宮瀬博文である。また最終戦となるミズノオープンでの最上位者（有資格者を除く）には無条件で出場資格が与えられるため、ミズノオープンに出場する全ての選手にチャンスは残っている。

昨年の大会は、D.ウィルソンと宮里聖志による壮絶な優勝争い。結局宮里が一打及ばず、優勝を逃してしまったが、「ミズノオープンにおいて、全英オープン出場資格を持たない選手中の最上位者」の資格で、全英への切符を手に入れた。

今年は宮里聖志の弟、優作が健闘中。全英オープン日本予選ランクで9位につけている。だが4位の宮瀬とは1400万円離れており、予選ランク4名の枠に入るには厳しい。全英への道はこの大会で優勝するか、最上位者にいなければならない。全英オープンの切符を手に入れられるかどうか注目である。