賞金王争い、世界の強豪たちに注目! 松山英樹が出場
国内男子ツアーの第23戦「ダンロップフェニックストーナメント」が、11月15日(木)から18日(日)までの4日間、宮崎県のフェニックスカントリークラブで行われる。
例年、海外ツアーを主戦場とするトッププレーヤーたちが参戦する今大会。昨年は荒天により54ホールに短縮となる中、ゴンサロフェルナンデス・カスタノ(スペイン)、シェーン・ローリー(アイルランド)、リッキー・バーンズ(アメリカ)ら強豪たちを抑え、武藤俊憲が4打差をつけての逆転勝利。大会史上6人目の日本人チャンプに輝いた。
今年は、例年にも増して豪華な面々の来日となる。5年ぶりの参戦となる元世界ランク1位のルーク・ドナルド(イングランド)をはじめ、欧州を代表する飛ばし屋の1人、アルバロ・キロス(スペイン)が初出場。さらに09年大会を制しているエドアルド・モリナリ(イタリア)、今年の「ライダーカップ」優勝メンバーであるニコラス・コルサート(ベルギー)ら、スター軍団が宮崎に集結する。
そして、大詰めを迎えようとしている賞金王争い。トップを走る藤田寛之と同2位の谷口徹とは約2,500万円と開いてはいるが、以降に続く選手たちに大きな差は見られない。今週から優勝賞金4,000万円の高額競技が2つ続くとあり、状況は一変する可能性もある。先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で2年ぶりの勝利を挙げ、同8位(約6,500万円)に急浮上した石川遼も楽しみな存在。例年調子が上向きになる秋口に入り、一気に賞金王争いに名乗りを挙げる可能性も十分だ。
また、アマチュアの松山英樹が出場を予定。先週、大会連覇を逃した悔しさを世界レベルのフィールドで晴らすことができるか。
【主な出場予定選手】
武藤俊憲、池田勇太、石川遼、岩田寛、尾崎将司、小田孔明、小田龍一、片山晋呉、キム・ドフン、久保谷健一、小林正則、谷口徹、谷原秀人、中嶋常幸、藤田寛之、藤本佳則、ベ・サンムン、松村道央、丸山茂樹、矢野東、A.キロス、L.ドナルド、E.モリナリ、N.コルサート、松山英樹(アマ)