国内男子ツアー第24戦「ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」が、兵庫県のABCゴルフ倶楽部で開幕した。今大会の注目は、「日本オープン」「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」と連勝中の谷口徹が、3週連続優勝を決め賞金ランキングでも首位に踊り出るか。

その谷口が初日から好スタートをきった。10番ホールからスタートした谷口は、前半を2バーディ、1ボギーで折り返した。後半は4バーディ、1ボギーという内容で、4アンダー3位タイでホールアウト。この日パーオンできなかったのは1つだけ。ショットは依然として好調を維持している。

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初日首位に立ったのは6アンダーをマークした佐々木久行。前後半3ストロークずつ伸ばしボギーを叩かぬ安定したゴルフを披露した。この日の佐々木は2番パー4で10メートルを超えるバーディパット沈めるなどパットが冴えていた。

その佐々木を1打差で追うのは、昨年の賞金王伊沢利光だ。伊沢も10番ホールからスタートしボギーを叩かぬ安定ぶり。3番パー3から3連続バーディを奪い一気にスコアを伸ばした。8月の「サントリーオープン」からツアーに復帰した伊沢は「日本オープン」で2位タイに入るなど4週連続でトップ10入りを果たし調子を上げてきた。そろそろ「優勝」の2文字が欲しいところだ。

また、現在賞金争いで首位に立っている片山晋呉は、6番ホールを終了後、発熱を理由に途中棄権となった。