香港にD.ジョンソンら強豪が集結 日本から川村昌弘が出場
欧州男子ツアーとアジアンツアー共同開催の「UBS香港オープン」が22日からの4日間、香港の香港GCで開催される。前年大会は、当時アジアンツアー5勝の実績だったオーストラリア出身のスコット・ヘンドが、アンジェロ・キュー(フィリピン)とのプレーオフを制し、欧州共催タイトルを手にした。ヘンドは前週のアジアンツアー「ベネチアン・マカオオープン」でツアー通算7勝目を飾り、勢いに乗って連覇に挑む。
2004年、07年、そして12、13年と大会4勝を誇るミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)は、前年に3連覇の期待がかかっていたが、あえなく予選落ち。今年は米シニアツアー「三菱電機選手権」で優勝、地元「スペインオープン」で2位に入るなど善戦しており、得意の舞台で5度目の頂点を狙う。
立ちはだかるのは、招待選手として参戦するダスティン・ジョンソンほか、米ツアー開幕戦を6位で戦い終えたばかりのジャスティン・ローズ(イングランド)、「ザ・プレジデンツカップ」に出場したパトリック・リード、アニルバン・ラヒリ(インド)ら強豪勢。その高い壁に、日本から川村昌弘も挑戦する。
年間48試合の長丁場である欧州ツアーはいよいよ大詰めを迎え、今週を含めて残り5試合。次週からの「トルコ航空オープン」「世界ゴルフ選手権 HSBCチャンピオンズ」「BMWマスターズ」はファイナルシリーズと位置付けられ、シーズン最終戦の「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」には年間ポイントランキング(※)上位60人が出場できる。
※今大会終了時点で、それまでに獲得したすべての賞金を1ユーロ=1ポイントに換算。以後最終戦までのファイナルシリーズ3試合すべてに出場した選手には、この3試合で獲得した賞金額の20%がボーナスポイントとして加算される。
【主な出場予定選手】
D.ジョンソン、J.ローズ、P.リード、M.A.ヒメネス、グレーム・マクドウェル、マシュー・フィッツパトリック、ビクトル・デュビッソン、デービッド・ホーシー、川村昌弘、A.ラヒリ、Y.E.ヤン、S.ヘンド、A.キュー、ラシド・カーン、ガガンジート・ブラー