咲き乱れる桜をバックに、元気な姿でプロアマ戦をこなした横峯さくら

前週、米国女子ツアーのメジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」に出場した横峯さくら。そして今週、休む間もなく国内ツアーの「スタジオアリス女子オープン」に出場する。今週の火曜日に帰国して東京に1泊。水曜日に現地入りするというハードスケジュールだが、9日（木）のプロアマ日には「疲れは思ったほどないので、大丈夫です。時差ボケもありません」と元気な姿でラウンドをこなした。

明日の初日、今シーズンの日本ツアー初出場となる宮里藍と同組でのラウンドとなり、「（同組が）あるかなーとは思っていましたが、当たりましたね」と横峯。昨年の「ミズノクラシック」2日目以来の同組となるが、「久しぶりに藍ちゃんのプレーが見られるので楽しみです」と笑顔を見せた。

今大会は、2007年以来2年ぶりの出場。「距離が伸びているところもあるし、グリーンも固くて難しいという感じ。ここは特にセカンドショットの距離感がカギになると思いますが、最終的にはパット（の勝負）になると思います」と警戒ポイントを挙げた。打ち上げのホールが多く、米ツアーで活躍する申智愛も「高いボールが打てる選手が有利だと思う」と話す。前週の「クラフトナビスコ選手権」練習ラウンドから高いボールを打つ練習を続けている横峯だが、早くもその成果を試す機会が巡って来たと言えるだろう。グリーン上でボールが揺れるような強風にも耐え凌ぎ、「先週はいろいろと収穫もあったし、勉強になった」と横峯。メジャーで得た経験を、早くも日本で活かすことができるか注目だ。