20位タイで最終日を迎える横峯さくら。上位進出の可能性は十分にある！

通算1オーバーの18位タイ、日本人プレーヤー最上位で「クラフトナビスコチャンピオンシップ」3日目を迎えた横峯さくら。自らも認める苦手な風が吹き荒れる2日目、見事なプレーを見せ1オーバーで収めた良い流れを、決勝ラウンドでも継続したいところだ。

ところが、1番ホールからトラブルに見舞われる。ティショットを大きく右に曲げて林に打ち込むと、2打目は前の木に当たり、幸いにもフェアウェイへ。このラッキーを活かしたいところだったが、1メートルのパーパットを外してボギーとする。その後、3番でもボギー。5番パー3のティショットでは、グリーン手前に広がる池を越えたものの、傾斜でコロコロと池に転がり落ちてしまいボギー。「いいショットだったんですが…」と、悪い展開が続く。

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前半5ホール終わって3オーバーと厳しい滑り出しとなったが、「まだ（後半の）ハーフもあるし、明日もあると思って気持ちを切り替えられた」と振り返る横峯。9番パー5でバーディを奪うと、その後パーを重ねるガマンの展開を続ける。17番パー3ではボギーとしたが、最終18番パー5では5メートルを捻じ込むバーディフィニッシュ。この日2ストローク落とすに止め、通算3オーバーの20位タイで最終日を迎える。

「最後のバーディは明日に繋がると思います」と、最終日に向けて良い流れのままホールアウトした横峯。日本人最高位の位置をキープしているが、横峯に関心を寄せる気配はない。「順位よりもスコア。明日はアンダーパーを出せるように頑張ります」。今日の中盤以降のように、1打1打に集中する粘りのプレーを続ければ結果は自然とついてくるはずだ。